ストレスが多くて気が滞りがちな方へ。東洋医学の観点から。

ハーブ

ストレスが多く、気が滞りがちなこと、気が体の中で渋滞してしまっているような状態を東洋医学では「気滞(きたい)」と言います。

「気滞」気味の方はとにかくやることが多くて忙しい方が多いです。
そうなると家の中も片付いていなくてそれを見ているだけで自律神経が乱れます。

そして夕方になると気を使い果たしてぐったり疲れた状態に。
東洋医学では身体の中は 気・血・水の3要素が巡ることによってバランスが保たれていると考えられています。
(詳しくは美腸プログラムの中でお話しします)

「気」は血と水を巡らせる目に見えない大切な生命エネルギー。

家全体をそうじするのは大変ですがまず手始めにキッチンをきれいにしてみる。きれいに片付いたキッチンにハーブや香味野菜(セロリ、三つ葉、パセリ、バジル、ローズマリーなど)を用意。香味野菜や柑橘系のレモン、柚子などは気を巡らせる食材と言われています。

一息ついたところで自分のためにハーブティーを淹れて束の間でも自分のための時間を取ってみることをお勧めします。
ハーブティーにはレモンの香気をプラス。
好きな音楽をかけてお花を一凛かざって❤アロマを使うのも効果的です。
忙しくても意外とできるものなんですよね。

ブルーサルビア

あとは水回りをきれいにしていきます。トイレ、お風呂、洗面所。
ここにも花を飾ってみます。庭のお花で充分。
風水的にも水回りをきれいにすると運気がアップすると言いますね。

そうすると小さな達成感を重ねることで気が巡り始めます。

キッチンに立って家族のためだけじゃなく、自分自身のために料理することもマインドフルネスな時です。
人参を無心に細切りする時間。音と人参の色、感触を感じてみます。また、ぬか漬けを優しくかき混ぜる時間、とてもいい気が流れるように思います。

早起きして朝日を浴び外の清明な空気で深呼吸、軽い運動、夜は早めに軽めの夕食を。胃には2割の隙間を意識して。
夕食後は灯りを少し落として就寝前1時間半前までに入浴を済ませます。

流れる水は腐らない。こまめに動いて意識的に自分の時間を確保してみましょう。ジャスミン