6月22日。夏至です。自然界の陽が極まる日。

6月22日今日は「夏至」です。
一年で一番夜が短い日です。
自然界に生きる私たちは明るい時は行動して夜は休むようにできています。
今朝の丹波市の日の出の時刻は4:46
5時ごろから起きて活動するといいですね。
朝の新鮮な空気をいっぱいに吸い込んで体の中に溜まった澱んだ気と入れ替えましょう。
小鳥が朝さえずるのは空気の食事をしているのだそうです。

冬病夏治 (とうびょうかち)という言葉が有ります。
冬の病は夏治す。冬、冷えからくる様々な体の不調をお持ちの方は特に夏の間に陽に気をタップリと体に蓄えることが冬の不調を和らげるという考え方です。
とはいえ猛暑が続く最近の夏。
暑い日中は避けて午前中に汗をかくことは夏の生活のリズムを整えるのにも最適です。早朝のウオーキングなどオススメです。

いきなりタコの登場?
これは釣りが趣味の義兄が明石で釣ってきた本物の明石だこです。
ありがたや〜
今がまさに旬なのだそうです。

関西では夏至にタコを食べるという風習があります。

元々の由来は田植えの終わった田圃の稲がタコの脚のように根を張り巡らせて吸盤のようにピッタリと貼り付いて順調に成育するようにという願いが込められているとか。
でもタコには食材としても優れた栄養価、薬効があります。

旨み成分であるタウリンは有名ですね。
血中コレステロール値の低下や動脈硬化の予防、血圧の安定、肝機能の改善など。
薬膳的には不足している気や血を補う作用があるため虚弱体質の方の頭痛やめまいにも効果的です。
ダル重いという方が多いこの季節にはぴったりですね。

タコ飯。いいお出汁が出て美味しいです。むらさきもち麦も入ってます。
これは義姉作。

ただ、美味しいからと言って食べ過ぎは禁物。
いつでもお腹には2割の隙間を心がけて下さいね。

もちろん冷たい飲み物やアイスもほどほどに。