1月5日は小寒。24節季節のひとつです。
本格的な冬到来、この日から寒の入りで小寒と大寒の期間が「寒中」と言われています。
この寒は春が始まる2月の立春(今年は2月4日)に明けるまで約ひと月の間続きます。
文字通り一年中で一番寒い時期です。
東洋医学では寒さや冷えに弱いのが「腎」と言われています。
「腎」はおへそから下、腎臓、膀胱、泌尿器系、婦人科系、足、腰なども入ります。
老化が真っ先にあらわれるところですね。
この大切な腎をいたわるためにはまずは身体を冷やさないように心がけることが大事です。
食養生では、身体を温める食材を選ぶことと、腎を補強する黒色食材を積極的に摂るようにしましょう。
お正月の黒豆やたたきごぼう、昆布巻き・・どれも黒色食材です。
年末年始に暴飲暴食が過ぎた方もご用心。
そろそろ食生活を戻していきます。
朝は温かいお粥とお味噌汁、白菜のお漬物などを少なめに召し上がってください。
胃や腸に隙間を作って、気血水がよく巡るようにして寒を乗り切りましょう。